17/04/2024
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注射の種類を知る

看護師の業務で欠かせないものに注射がありますが、注射にも様々な種類があります。
薬剤の種類や注射をする目的により注入部位も違いますので、正しい知識を身につけておくことが大切です。
皮内注射は、表皮と真皮の間に薬剤を注入することが特徴です。
特定の薬物への反応をチェックすることを目的にしており、アレルギー検査などに利用されています。
皮下注射は、皮膚と筋肉層の間にある皮下組織に薬物を注入し、効果が長く持続するのが特徴的で、インフルエンザなどの予防接種に向いている方法です。
このほかには静脈内注射もあります。これには点滴も含まれており、点滴では、薬物だけではなく多くの栄養素や水分を注入できることもメリットです。

静脈内注射は、血管の中に直接薬物を注入できるので、早く効果を発揮できるという特徴があります。
素早く全身にめぐるので緊急事態などにも向いている方法です。
筋肉注射は、深い部分にある筋肉に注入する方法で、静脈注射の次に早く効果を発揮することができます。
刺激が強い薬物の注入にも向いている方法で、B型肝炎ウイルスなどの予防注射にも利用されているものです。
薬剤を注入するのではありませんが、注射器を使う医療行為では採血もあげられます。
健康診断やアレルギー検査には欠かせないものとなっており、患者さんの血管から血液を採取します。
いずれの注射も安全に行う必要があるため、このようなサイトなどを参考に技術を身につけるための練習も繰り返し行うようにしましょう。